2018年4月17日(Tue) 多汗症治療
多汗症(ワキガ)手術は、アポクリン汗腺の先天的(体質的)な過剰発達によるものですが、意味のある手術治療(完治永久保証付き)を行うには、ワキの皮膚深部レベルに広く高密度に分布する、無数のアポクリン汗腺(一つ一つは直径2~3㎜、薄ピンク色を呈した小粒子)自体を全て取り除かねばなりません。
ここで重要となるのが、
一粒でも取り残すと、肝心の治すべき不快症状が残存したり、一時治ったように見えても数年後再発するという事態となります。
ドクターとして、患者様の要望にお応えするためには、細かいことを地道に日々行い続けることが必要となるわけです。
確たる信念を固持し精進を忘れず、仕事していきたいと思うのであります。