2009年11月22日(Sun) 2009年11月、晩秋です。-来年創業10周年となるに当りサービス精神について考える-
向寒の候、銀杏が艶やかに紅葉ならぬ黄葉を呈してきました。秋は好きな季節ではありませんが、この時季の銀杏だけは別ものです。私どもの大阪院の窓からは新御堂筋の、熊本院の窓からは熊本城下の銀杏並木が見えますが、一面に広がる狐色がとても奇麗です。この寂寥感漂う美しさに心打たれるのは私だけでしょうか。
さて、当院グループもその母体の創業から数えますと、来年4月でいよいよ満10歳となります。私なりに信念をもってこれまで築き上げて来ました診療理念も、熟成を止めることなくさらなる磨きをかけて、より良い医療サービスの提供を行って参りたいと思っています。
このサービスを行う精神についてですが、一言でいえば、「いかに壁をつくらないように努力するか」、という意味になると思うのです。自己都合の壁、時間の壁、既成概念の壁、常識の壁等など、これらの壁に一切とらわれずに、仕事を通じてのサービス提供が思う存分出来れば、どれほど素晴らしいものとなるでしょうか。・・・(続く)